系統情報
 NBRP Rat No: 0685  系統名: W-Tg(Thy1-COP4/YFP*)4Jfhy  通称: W-TChR2V4, W-Tg(Thy1.2-ChR2Venus)4Jfhy  Rat Genome Database
研究責任者:  八尾 寛         東北大学        〒980-8577   宮城県 仙台市青葉区片平2-1-1       日本
Tel: 022-217-6208    Fax: 022-217-6211 Email: hiromu.yawo.c7@tohoku.ac.jp (担当 五十嵐 敬幸:hirobio@med.tohoku.ac.jp)
保存状況:   胚            精子           生体
毛色  白
近交世代数  10
利用条件  利用者は、研究成果の公表にあたって寄託者の指定する文献を引用する。
利用者は、研究成果の公表にあたって謝辞の表明を必要とする。
利用者は、下記に定める寄託条件の範囲で利用する。この場合、利用者の所属する研究機関は事前に東北大学との間で、東北大学の書式による覚書を交わすものとする。
1)利用者は、利用者の研究あるいは教育の目的にのみ本件リソースを使用する。
2)本件リソースのすべての性質がわかっているわけではないので、慎重にかつ適切な注意を払って本件リソースを使用する。
3)本件リソースは、診断目的を含めてヒトに使用してはならない。
4)本件リソースを使用した研究成果を科学雑誌に発表する際には、少なくとも最初の論文に八尾寛博士と深澤有吾博士を共著者として加える。
5)本件リソースは、八尾寛博士、深澤有吾博士のいずれかの許可なしでは、他へ譲渡ができない。
6)本件リソースは、商業目的にしてはならない。
分類
 Inbred  Segregating  Congenic  Consomic  Recombinant
 Coisogenic  Spont. Mutant  遺伝子改変(GM)  Ind. Mutant  その他 
コマーシャルブリーダー
研究分野
 糖尿病・肥満  脳神経疾患  眼疾患  歯科疾患  循環器系疾患・高血圧
 がん・腫瘍  代謝、内分泌  耳鼻疾患  免疫・アレルギー疾患  感染症
 骨形態異常  消化器疾患  皮膚疾患  生殖器疾患  発生
 行動・学習  血液疾患  泌尿器疾患  薬理学  その他  
 対照動物  レポーター遺伝子動物
遺伝子 オワンクラゲGFPの改変体、チャネルロドプシン2(ChR2)
由来 東北大学(八尾寛)と生理学研究所(深澤有吾、平林真澄)らの共同研究により作成され、生理学研究所と東北大学において、維持されている。 バックグラウンド系統:ウィスター 導入遺伝子 (1) Thy1.2 promoter: 核酸供与体(マウス)。T細胞や特定の神経細胞に発現する幕分子の転写調節領域。大きさ、6.5kb、Acc#:X02770 (2) Venus: 核酸供与体(オワンクラゲ)。緑色の蛍光を発するタンパク質GFPをコードする遺伝子を人工的に変異させ、より安定に蛍光を発するようにした変異体。病原性・毒性なし。大きさ、0.7kb。Acc#:M62653 (3) Channelrhodopsin-2 (ChR2): 核酸供与体(クラミドモナス)。光感受性陽イオンチャネルタンパク質をコードする遺伝子。病原性・毒性なし。大きさ、0.9kb。Acc#:AF461397
特性など 複数コピーの導入遺伝子が宿主ゲノムに導入され、Thy1.2 promoterが活性化される細胞で、ChR2とVenusの複合タンパク質が発現する。この遺伝子を発現する細胞は、光刺激に応答し、脱分極が誘起されるが、自然光に対する感受性がほとんどないと予想される。遺伝子導入により運動性が向上したり、病原性・毒性を持つことはない。なお論文では、W-Tg(Thy1-COP4/YFP*)4Jfhyを用いている。
繁殖・維持方法 通常の繁殖であり、維持方法として特記すべきものはない。
遺伝診断法 (1)PCR法:94℃ 3 min + (94℃ 30 sec → 68℃ 60 sec)×30 cycleの後、720bpを検出する。 プライマー:Venus-F: 5’-atggtgagcaagggcgaggagctgt-3’ (25-mer), Venus-R: 5’-ttacttgtacagctcgtccatgccga-3’ (26-mer) (2)蛍光検出法:生後4週齢以後に尾の先端のフレッシュな組織を検鏡する。真皮に分布する有髄神経にVenusの蛍光を認めるものを当該遺伝子を有する個体と判定する。
参考文献 Lee W, Kim D, Matsuhisa N, Nagase M, Sekino M, Malliaras GG, Yokota T, Someya T.
Transparent, conformable, active multielectrode array using organic electrochemical transistors.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2017 Sep 18. pii: 201703886

Jimbo Y, Matsuhisa N, Lee W, Zalar P, Jinno H, Yokota T, Sekino M, Someya T.
Ultraflexible Transparent Oxide/Metal/Oxide Stack Electrode with Low Sheet Resistance for Electrophysiological Measurements.
ACS Appl Mater Interfaces. 2017 Oct 11;9(40):34744-34750.

Lee W, Kim D, Rivnay J, Matsuhisa N, Lonjaret T, Yokota T, Yawo H, Sekino M, Malliaras G. G and Someya T.
Integration of Organic Electrochemical and Field-Effect Transistors for Ultra flexible, High Temporal Resolution Electrophysiology Arrays.
Adv. Mater. 2016, DOI: 10.1002/adma.201602237

Tomita H, Sugano E, Fukazawa Y, Isago H, Sugiyama Y, Hiroi T, Ishizuka T, Mushiake H, Kato M, Hirabayashi M, Shigemoto R, Yawo H, Tamai M (2009) Visual properties of transgenic rats harboring the channelrhodopsin-2 gene regulated by the thy-1.2 promoter. PLoS One. Nov 5;4(11):e7679.

Ji Z-G, Ito S, Honjoh T, Ohta H, Ishizuka T, Fukazawa Y, Yawo H (2012) Light-evoked somatosensory perception of transgenic rats which express channelrhodopsin-2 in dorsal root ganglion cells. PLoS ONE 7:e32699.
系統情報