系統情報
NBRP Rat No: 0894
系統名
: F344-
Rag2
em1Iexas
通称: Rag2 KO
Rat Genome Database
研究責任者:
真下 知士 東京大学医科学研究所 〒108-8639 〒108-8639 東京都港区白金台4-6-1 日本
Tel: 03-6409-2489 Fax:
Email: mashimo@ims.u-tokyo.ac.jp
保存状況:
胚
精子
生体
毛色
albio
近交世代数
N3
利用条件
利用者は、下記に定める寄託条件の範囲で利用する。この場合、利用者は事前に寄託者の提供承諾書を得る。
商用に使用する際は、本同意書とは別に、寄託者と契約を結ばねばならない。
分類
Inbred
Segregating
Congenic
Consomic
Recombinant
Coisogenic
Spont. Mutant
Transgene
Ind. Mutant
その他
コマーシャルブリーダー
研究分野
糖尿病・肥満
脳神経疾患
眼疾患
歯科疾患
循環器系疾患・高血圧
がん・腫瘍
代謝、内分泌
耳鼻疾患
免疫・アレルギー疾患
感染症
骨形態異常
消化器疾患
皮膚疾患
生殖器疾患
発生
行動・学習
血液疾患
泌尿器疾患
薬理学
その他
対照動物
レポーター遺伝子動物
遺伝子
recombination activating 2(Rag2)
由来
【東京大学(分担機関)から提供します】 CRISPR/Cas9によりラットRag2遺伝子を標的として、F344/Jcl系統から作製した。gRNA配列はAACATAGCCTTAATTCAACCAGG(PAM配列は最後のAGG)Cas9はT7-NLS hCas9-pA (RDB13130)から転写したmRNAを使用。また、遺伝子導入はエレクトロポレーションで行った。Off targetの解析はしていない。
特性など
第3染色体のRag2遺伝子の1bp挿入により、重度複合免疫不全症(SCID)と同様の表現形を示すラット。SPF環境下ではほぼ正常に発育する。
繁殖・維持方法
雄ホモと雌ホモの交配により維持。
遺伝診断法
PCR、電気泳動、およびサンガーシークエンスにより判別可能。 Rag2: ワイルド381bp、ミュータント382bp。プライマー:GGGGAGAAGGTGTCTTACGG、AGGTGGGAGGTAGCAGGAAT
参考文献
Mashimo T, Takizawa A, Voigt B, Yoshimi K, Hiai H, Kuramoto T, Serikawa T. Generation of knockout rats with X-linked severe combined immunodeficiency (X-SCID) using zinc-finger nucleases. PLoS One. 2010 Jan 25;5(1):e8870.
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