利用条件
利用者は、下記に定める寄託条件の範囲で利用する。この場合、利用者は事前に寄託者の提供承諾書を得る。
商用に使用する際は、本同意書とは別に、寄託者と契約を結ばねばならない。
由来
【東京大学(分担機関)から提供します】
CRISPR/Cas9によりラットRag2遺伝子を標的として、F344/Jcl系統から作製した。gRNA配列はAACATAGCCTTAATTCAACCAGG(PAM配列は最後のAGG)Cas9はT7-NLS hCas9-pA (RDB13130)から転写したmRNAを使用。また、遺伝子導入はエレクトロポレーションで行った。Off targetの解析はしていない。
特性など
第3染色体のRag2遺伝子の1bp挿入により、重度複合免疫不全症(SCID)と同様の表現形を示すラット。SPF環境下ではほぼ正常に発育する。
遺伝診断法
PCR、電気泳動、およびサンガーシークエンスにより判別可能。 Rag2: ワイルド381bp、ミュータント382bp。プライマー:GGGGAGAAGGTGTCTTACGG、AGGTGGGAGGTAGCAGGAAT
参考文献
Kim JI, Lim HJ, Kwon E, Mashimo T, Kang BC.
Immune deficiency phenotypes of Il2rg, Rag2 or Il2rg/Rag2 double knockout rats; establishment of human leukemia xenograft models.
Lab Anim Res. 2024 Dec 27;40(1):43.
Mashimo T, Takizawa A, Voigt B, Yoshimi K, Hiai H, Kuramoto T, Serikawa T. Generation of knockout rats with X-linked severe combined immunodeficiency (X-SCID) using zinc-finger nucleases. PLoS One. 2010 Jan 25;5(1):e8870.