系統情報
 NBRP Rat No: 0898  系統名: SD;DA-Tg(Thy1-APP*)12Dspb  通称: App(Swe/Ind)-Tg12 Dspb Rat Genome Database
研究責任者:  古島 謙亮         DS PHARMA BIOMEDICAL        〒564-0053  Suita-shi, Oosaka-fu, 33-94 Enoki-cho,       Japan
Tel: 06-6337-5897    Fax: 06-6337-6020 Email: kenryo-furushima@bio.ds-pharma.co.jp
保存状況:   胚            精子           生体 ?s_Strainname=SD%3bDA-Tg(Thy1-APP*)12Dspb ?s_Strainname=SD%3bDA-Tg(Thy1-APP*)12Dspb
毛色  白
近交世代数  F1+2
利用条件  本ラットは特許「ラット胚性幹細胞」を用いて作製され、その実施許諾者は住友化学株式会社である。利用にあたっては下記条件を厳守する。
(a)利用者は営利・非営利に関わらず、事前にその利用目的を住友化学株式会社に通知し同意を得た後、提供承諾書を取得すること。住友化学株式会社連絡先:高橋康彦<takahashiy15@sc.sumitomo-chem.co.jp>(b)分与されたラットを第三者に再分与および譲渡しないこと。(c)成果の公表時には、寄託者に謝辞を述べること。
分類
 Inbred  Segregating  Congenic  Consomic  Recombinant
 Coisogenic  Spont. Mutant  Transgene  Ind. Mutant  その他 
コマーシャルブリーダー
研究分野
 糖尿病・肥満  脳神経疾患  眼疾患  歯科疾患  循環器系疾患・高血圧
 がん・腫瘍  代謝、内分泌  耳鼻疾患  免疫・アレルギー疾患  感染症
 骨形態異常  消化器疾患  皮膚疾患  生殖器疾患  発生
 行動・学習  血液疾患  泌尿器疾患  薬理学  その他  
 対照動物  レポーター遺伝子動物
遺伝子 Thy1-hApp
由来 DA系統ラットのES細胞にトランスジーンとして導入し、そのES細胞からキメララットを経て得られたF1ラットを、Crl:CD (SD)系統ラットと戻し交配して得たF3世代の個体である。導入したトランスジーンは神経特異的に発現を制御するマウスThy1プロモーターの下流にヒト変異型アミロイドβ (APP*)をつなげ、過剰発現させるものである。
特性など 新奇物体認識試験において、認知症様行動(物体認識力低下)の傾向示す。ヒト変異APP mRNAの発現量がLine間で異なる(12>1>14>6)。
繁殖・維持方法 Tgラットを野生型ラットと交配し、Tgをヘテロにして維持する。
遺伝診断法 下記プライマーを用いて、PCRの増幅の有無で判断する。約9kbの増幅長が得られれば、Tgラットとなる。 Primer配列 TA-F 5’-GAATTCAGAGACCGGGAACCAAACTAG-3’ Primer配列 TA-R 5’- GAGAGAGAATAAGGACAGTGAACGAGTGG-3’
参考文献
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