系統情報  NBRP Rat No: 0103  系統名: LEW/JmsNgs  通称: LEW/Jms, congenital hydrocephalus rat, 先天性水頭症ラット Rat Genome Database 研究責任者:  大沢一貴         長崎大学先導生命科学研究支援センター        〒852-8523  長崎県 長崎市坂本1-12-4       日本 Tel: 095-819-7132    Fax: 095-819-7148 Email: kohsawa@net.nagasaki-u.ac.jp 保存状況：   胚            精子           生体 毛色  albino (c) 近交世代数  F71+9+25 (April 2012) 利用条件   分類   Inbred  Segregating   Congenic   Consomic   Recombinant   Coisogenic   Spont. Mutant  Transgene  Ind. Mutant  その他  コマーシャルブリーダー 研究分野   糖尿病・肥満  脳神経疾患  眼疾患   歯科疾患  循環器系疾患・高血圧  がん・腫瘍  代謝、内分泌  耳鼻疾患  免疫・アレルギー疾患  感染症  骨形態異常   消化器疾患  皮膚疾患   生殖器疾患   発生  行動・学習  血液疾患  泌尿器疾患   薬理学  その他    対照動物  レポーター遺伝子動物 遺伝子 由来 1980年、成和実験動物研究所において、東大医科研由来のLewis系27世代に水頭症を呈する群が発見された。1981年、久留米大学医学部動物実験センター（野田安孝氏）に同30世代が導入され、水頭症の発症による選抜淘汰が繰り返された。 特性など 先天性水頭症。雄性の約33％、雌性の約13％が水頭症を発症する。平均産仔8.0匹中、1.8匹が発症し、5週齢までに死亡する。 まれに、片側または両側性に小眼球または眼球欠損が出現する。 繁殖・維持方法 水頭症発症が20％程度出現した同腹の正常個体による兄妹交配。 （高率発症の選抜は繁殖障害の原因となる） 遺伝診断法 参考文献 ・小児の脳神経９（４）：257-264,1984　ラットにおける先天性水頭症の実験モデル ・脳神経３７（１１）：1053-1057,1985　先天性水頭症ラット（LEW/Jms）における脳組織障害について ・小児の脳神経１２（１）：1-9,1987　先天性水頭症ラット脳の病理学的観察 ・脳神経４２（６）：539-545,1990　先天性水頭症ラット脈絡叢における心房性ナトリウム利尿ペプチド受容体の変動 系統情報 LEW