系統情報
 NBRP Rat No: 0560  系統名: KFRS2/Kyo  通称: SRR02 Rat Genome Database
研究責任者:  庫本高志         京都大学大学院医学研究科        〒606-8501  京都府 京都市左京区吉田近衛町       日本
Tel: 075-753-4494    Fax: 075-753-4409 Email: kuramot@anim.med.kyoto-u.ac.jp
保存状況:   胚            精子           生体 ../images/Photos/KFRS2/KFRS2_1024.jpg ../images/Photos/KFRS2/KFRS2_z_1024.jpg
毛色  siamese (sia)
近交世代数  
利用条件  利用者は事前に寄託者の提供承諾書を得ること。
商用に使用する際には、本同意書とは別に、寄託者と契約を結ばねばならない。
分類
 Inbred  Segregating  Congenic  Consomic  Recombinant
 Coisogenic  Spont. Mutant  Transgene  Ind. Mutant  その他 
コマーシャルブリーダー
研究分野
 糖尿病・肥満  脳神経疾患  眼疾患  歯科疾患  循環器系疾患・高血圧
 がん・腫瘍  代謝、内分泌  耳鼻疾患  免疫・アレルギー疾患  感染症
 骨形態異常  消化器疾患  皮膚疾患  生殖器疾患  発生
 行動・学習  血液疾患  泌尿器疾患  薬理学  その他  
 対照動物  レポーター遺伝子動物
遺伝子 Tyr: tyrosinase
由来 2005年7月13日、米国ミズーリ州カンザスシティーのファンシーラットコロニー(Spoiled Ratten Rattery)より導入された雄ラットSRR-Do Your BestとPVG/SeacとのF1から近交系化を行う。
特性など 鼻先と臀部、耳介の先端のみに色素沈着をもたらすsiamese変異(sia)と粗毛をもたらすsatin変異(sat)をもつ。siaおよびsatは、それぞれ第1および第3染色体上にマッピングされ、siaはチロシナーゼ遺伝子エクソン1のミスセンス変異(S79P)であることが判明した(Kuramoto, 2010)。(May 24, 2010)
繁殖・維持方法 satinホモとsatinヘテロの交配で維持している。繁殖はよくない。雌は弱週齢のもの、雄は高週齢のものを交配に用いている。 すなわち、雌は7週齢からスメア検査を行い、発情前期のものを雄と交配させる。雄は前世代のものを用いる。従って、親子交配により維持している。
遺伝診断法
参考文献 Kuramoto T, Yokoe M, Yagasaki K, Kawaguchi T, Kumafuji K, Serikawa T.
Genetic analyses of fancy rat-derived mutations.
Exp Anim. 2010;59(2):147-55.
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