Update:December/25/2002
<はじめに>
我々は、ミュータントを含む病態モデルラットの発掘、開発から病態発症原因遺伝子の同定までを総合的に行い、ヒト疾患の病態解明、創薬・治療法・予防法の開発に貢献しようと研究を進めています。我が国で維持されている貴重な自然発症疾患モデルラットが広く活用されることを希望して、ここにそのリストを掲載するしだいです。個々の系統紹介については、下記の執筆者に協力を得ました。掲載されていない疾患モデルラット系統の紹介や掲載されている系統に関する新知見、あるいは紹介文の追加・訂正などがありましたら、serikawa@scl.kyoto-u.ac.jpに、是非ご連絡下さいますようお願い申し上げます。なお、本研究は平成9〜11年度文部省科学研究費補助金(基盤研究(B)「疾患モデルラットの原因遺伝子同定のためのゲノム解析システムの開発」)、(財)ヒューマンサイエンス振興財団の平成10〜12年度「創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業」における「疾患モデルラットの調査とラットゲノムの基盤研究によるヒトの疾患遺伝子の総合的探索研究」(研究代表者 芹川忠夫、京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)の支援を受けました。
<データベース>
<リンク集>
<執筆者>
安藤洋介(三共株式会社安全性研究所)
池田克巳(武庫川女子大学生活環境学部)
石橋光太郎(第一製薬株式会社試験研究センター)
石井寿幸(東京大学大学院農学生命科学研究科実験動物学教室)
太田 亮(食品薬品安全センター)
織田銑一(名古屋大学大学院生命農学研究科)
北田一博(北海道大学先端科学技術共同研究センター)
庫本高志(京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)
国枝哲夫(岡山大学農学部生物機能開発学講座)
桑村 充(大阪府立大学農学部獣医学科獣医病理学教室)
近藤靖(田辺製薬株式会社・先端医学研究部)
佐々木敬幸((財) 動物繁殖研究所)
佐藤 匡央(九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門生物機能栄養化学研究室)
篠原光子(大阪歯科大学・薬理学講座)
朱宮正剛(東京都老人総合研究所実験動物部門)
鈴木浩悦(日本獣医畜産大学獣医生理学教室)
鈴木勝士(日本獣医畜産大学獣医生理学教室)
芹川忠夫(京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)
竹野友理子(岡山大学農学部生物機能開発学講座)
友廣雅之(国立精神・神経センター 神経研究所 遺伝子疾患治療研究部)
中根良文(京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)
野口純子((独)農業生物資源研究所)
浜田修一(エスエス製薬(株)中央研究所)
東 監(産業医科大学・医学部・生化学)
牧野順四郎(筑波大学心理学系)
松本清司(信州大学医学部附属動物実験施設)
森 政之(信州大学医学部附属加齢適応研究センター脈管病態分野)
横井伯英(千葉大学医学部遺伝子病態学(ノボノルディスクファーマ)講座)
若藤靖匡((株) ライサ)
<調査した文献等>
1. Searchable 動物実験データベース(国動協・情報小委員会編) http://anex2.anex.med.tokushima-u.ac.jp/Animal/index.html
2. HSレポート No. 20「疾患モデル動物の維持、分与等に関するアンケート」調査報告書(増補版)、平成5年4月、(財)ヒューマンサイエンス振興財団
3.「疾患モデル動物の維持、分与等に関する調査」報告書、平成11年度(1999)、(財)ヒューマンサイエンス振興財団
4. 疾患モデル動物ハンドブック、川俣順一、松下 宏編集、医歯薬品出版、昭和54 年10月
5. 疾患モデル動物ハンドブックNo.2、川俣順一、松下 宏編集、医歯薬品出版、昭和 57 年7月
6. 京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設で維持している系統
7. 実験動物供給の現状、1999年版、日本実験動物協会
8. その他の情報