|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
京都大学大学院医学研究科
附属動物実験施設 |
|
Institute of Laboratory Animals
Graduate School of Medicine, Kyoto University |
|
|
|
SPF 領域の動物搬入基準(SPF基準) |
|
<搬入元施設の飼育管理体制>
- 隔離された飼育領域、或いは隔離飼育装置を設けている。
- 飼育器材などは、適切な装置により滅菌されている。
- 清浄な衣服、帽子、マスクなどの着用をしている。
- 飼育領域は、消毒により、清浄環境が保たれている。
<搬入元施設の品質管理体制>
- 定期的な微生物モニタリング及び異常動物に対する検査を実施し、清浄状態の監視を行っている。
- 微生物モニタリングの検査項目は、指定する項目をすべて含む(下表参照)。
- 搬入動物は、信頼性のおける業者が供給するものに限る。
- Cell Line等の生物材料に対して、検疫が実施されている。
- 汚染事故が発生していないか、発生した場合も清浄環境を再構築し、長期間汚染事故が発生していない。
|
<マウス・ラットの SPF 検査項目>
|
ウイルス |
Ectromelia virus*
Hantavirus (HFRS)**
LCM virus*
Mouse hepatitis virus*
Sendai virus
Sialodacryoadenitis virus** |
マイコプラズマ |
Mycoplasma pulmonis |
細菌 |
Bordetella bronchiseptica**
Citrobacter rodentium*
Clostridium piliforme(Tyzzer's organism)
Corynebacterium kutscheri
Filobacterium rodentium(CAR bacillus)*
Helicobacter hepaticus*
Pasteurella pneumotropica
Salmonella spp.
Streptococcus pneumoniae** |
寄生虫 |
消化管内原虫
蟯虫
外部寄生虫
Pneumocystis carinii*** |
|
*: マウスのみ
**: ラットのみ
***: ヌードマウス、ヌードラット等の免疫不全動物のみ
|
|
前のページへ戻る
|