Last Update: March 4, 2010
NBRP-Ratでは、SSLPマーカー(マイクロサテライトマーカー)を用いた遺伝モニタリングを行っています。
使用マーカー
系統間多型率、PCR産物の系統間サイズ差、および染色体上の分散状態を考慮して、以下の20マーカーを選びました。
※マーカー名をクリックするとRGDのページへジャンプします。
検査対象動物と検査時期
1. 胚移植による清浄化を行った系統(全頭): 当施設内系統維持領域搬入時
2. 子宮切断術による清浄化を行った系統(全頭): 当施設内SPF領域搬入時
3. 当施設内系統維持領域とSPF領域で維持している近交系維持ラインの親ペア: 隔年
ゲノムDNAサンプリング
検査対象動物の尾(3mm程度)をカットし、ゲノムDNAを抽出する。
当施設に寄託系統のゲノムDNAが無い場合、寄託機関もしくは維持機関に組織の一部もしくはゲノムDNAを依頼する。
検査結果と評価
遺伝的プロファイルを作製し、寄託時(ゲノムDNA入手時)のプロファイルと比較する。