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 NBRP Rat No: 0536 系統名 :    CLX/Ta 通称: Circling behavior linked to the X-chromosome (CLX)
 研究責任者:   飯沢　祐史
 所属機関名:  武田薬品工業株式会社研究戦略部
  住所:   〒532－8686 

 大阪府 大阪市淀川区十三本町二丁目17－85

 日本
 電話番号:  06-6300-6868  Fax: 06-6300-6207  Izawa_yuji@takeda.co.jp
 近交世代数:  F38 (Mar 2008)  
   
 毛色:  
 保存状況：
 
 albino (c)
  胚           精子          生体
  利用条件：  利用者は事前に寄託者の提供承諾書を得ること。
本件リソースを化合物のスクリーニング等探索研究には利用しないこと。 
 分類:   Inbred   Segregating   Congenic   Consomic    Recombinant 
  Coisogenic   Spont. Mutant    Transgene   Ind. Mutant    その他  
  コマーシャルブリーダー：   
 研究分野:   糖尿病・肥満    脳神経疾患   眼疾患    歯科疾患   循環器系疾患・高血圧
  がん・腫瘍   代謝、内分泌    耳鼻疾患   発生   感染症
   骨形態異常   消化器疾患   皮膚疾患    生殖器疾患   免疫・アレルギー疾患
   行動・学習   血液疾患   泌尿器疾患   薬理学   その他  
  対照動物   レポーター遺伝子動物  
 遺伝子:
 由来: 1993年に武田薬品、開発研究センター（当時、薬剤安全性研究所・光支所）にて、出産させたJcl:Wistarの出生児の中から旋回行動および特異な首振り行動を示す個体、雄1匹が発見された。現在は、当研究所にて兄妹交配により繁殖維持し、近交系として確立させた。2006年、当研究所・光支所の閉鎖により、大阪、十三地区の同、開発研究センターに移動させ繁殖を継続、維持している。  
 特性など: 単一の性染色体劣性遺伝子（clx）に支配され、clxを持つ雄およびclxをホモ型に持つ雌は、ほぼ全例で旋回行動および特異な首振り行動を示し、また、回転刺激を与えた場合の回転誘発眼振を示さない。旋回行動の方向は個体により異なり、時に両側性の場合もある。その遺伝的な法則はみられていない。出生児の自由落下反射あるいは背地走性試験において前庭機能の異常が疑われる反応を示す。また、オープンフィールド検査では高活動性傾向を示す。 
繁殖・維持方法: clx遺伝子を持つ雄およびホモ型に持つ雌で、兄妹交配を実施し、近交系を繁殖維持。兄妹交配による系列を3～5ラインで維持してきた。妊娠、哺育に関して特に繁殖障害はみられない。  
 遺伝診断法:  
  参考文献: Fuji J, Fukuda R, Imoto F, Ooshima Y.
New behavioral mutant rat exhibiting circling behavior (clx) controlled by a sex-linked recessive gene.
Congenit Anom (Kyoto). 42(3):187-93, 2002.

Fuji J, Tanabe H, Fukuda R, Ooshima Y.
Defective balancing ability and hyperactivity in the CLX (circling behavior linked to the X-chromosome) mutant rat.
Congenit Anom (Kyoto). 43(4):294-301, 2003. 
 追加の系統情報: