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Q&A
 京都大学大学院医学研究科
 附属動物実験施設
京都大学 動物実験施設外観
    Institute of Laboratory Animals
    Graduate School of Medicine, Kyoto University

動物実験施設の利用について


動物実験施設を利用するには?
1) 動物実験委員会の手続き
動物実験委員会の手続きを事前に終了しておいて下さい。

2) 『医学研究科附属動物実験施設利用申込書』の申請
年度を超えて実施する場合は、年度ごとに更新が必要です。
年度途中で内容に変更が生じた場合は、受付済みの「動物実験施設利用申込書」の内容を修正し、再申請して下さい。

3) 利用領域担当スタッフより利用説明を受ける。

4) 動物実験施設利用のためのカード登録手続。
詳細はこちら

5) 施設の利用マニュアルをよく読み、遵守して下さい。
また、以下の利用手続きもご覧下さい。
動物実験施設の利用を終了する場合
  • 動物実験施設の利用を終える利用者は、その旨受付まで連絡をしてください。
  • 別の利用者が実験を引き継ぐ場合は、事前に変更の旨を管理主任へ連絡し、飼育管理日誌およびケージラベルの氏名を変更して下さい。なお、動物実験責任者の方が変更になる場合は、動物実験委員会の手続きが必要になります。
  • 動物実験を終了する動物実験責任者の方は、動物実験委員会の手続きが必要になります。


細胞株(Cell Line)など生物材料の接種実験をする場合の手続き

 マウス肝炎ウイルス(MHV)等によって汚染した細胞株をマウスへ接種する事が原因で、SPF動物飼育室に感染病が広がり、実験を中断せざるを得ない事態があります。 そこで、動物に生物材料(cell lines, tumors, tissues, stem cellsなど)を接種する際は、通常の動物実験施設利用申込書に加えて、接種生物材料の説明書と、その接種生物材料の汚染の有無についてICLASモニタリングセンターなどの信頼できうる検査機関が発行した微生物検査書(コピー)の提出が必要です。
 尚、マウスへ接種する場合はMHVとMycoplasma pulmonis、ラットへ接種する場合はHantavirusとMycoplasma pulmonisの検査書に加え、その他の微生物汚染(Bacteria, Fungi, その他のVirusなど) が疑われる場合は、それらの証明書も必要と致します。
 年度を超えて使用する際には、利用申込書の更新時に添付し、再提出して下さい。


遺伝子組換え動物を用いた実験をする場合の手続き

 動物実験施設において、遺伝子組換え動物を作製あるいは使用する実験を実施する場合は、事前に 「組み換えDNA実験に関する書類」を医学部事務室へ提出し、 「組換えDNA実験安全委員会」の許可を得ておいて下さい。 これらの詳細等については、組換えDNA実験安全委員会の医学部担当事務に問い合わせて下さい。

下記の項目に該当する場合は、事前に担当者まで連絡をして下さい。
  • エアロゾルが生じやすい操作を伴う場合。
  • 遺伝子組換え生物等を不活化する必要がある場合。
  • 糞尿等に遺伝子組換え生物等が含まれる場合。
  • 大臣確認実験の場合。
実験実施に当たり、二種省令の内容を遵守して下さい。

<参考:P2Aレベルの遵守項目(研究開発二種省令より)>
  • 遺伝子組換え生物等を含む廃棄物(廃液を含む。)については、廃棄の前に遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講ずること。
  • 遺伝子組換え生物等が付着した設備、機器及び器具については、廃棄又は再使用(あらかじめ洗浄を行う場合にあっては、当該洗浄。)の前に遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講ずること。
  • 実験台については、実験を行った日における実験の終了後、及び遺伝子組換え生物等が付着したときは直ちに、遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講ずること。
  • 実験室の扉については、閉じておくこと(実験室に出入りするときを除く。)。
  • 実験室の窓等については、昆虫等の侵入を防ぐため、閉じておく等の必要な措置を講ずること。
  • すべての操作において、エアロゾルの発生を最小限にとどめること。
  • 遺伝子組換え生物等が付着し、又は感染することを防止するため、遺伝子組換え生物等の取扱い後における手洗い等必要な措置を講ずること。
  • 実験の内容を知らない者が、みだりに実験室に立ち入らないための措置を講ずること。
  • エアロゾルが生じやすい操作をするときは、研究用安全キャビネットを用いることとし、当該研究用安全キャビネットについては、実験を行った日における実験の終了後に、及び遺伝子組換え生物等が付着したときは直ちに、遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講ずること。
  • 執るべき拡散防止措置がP1レベル、P1Aレベル又はP1Pレベルである実験を同じ実験室で同時に行うときは、これらの実験の区域を明確に設定すること、又はそれぞれP2レベル、P2Aレベル若しくはP2Pレベルの拡散防止措置を執ること。
  • 実験室以外の場所で遺伝子組換え生物等を不活化するための措置を講じようとするときなど、実験の過程において組換え動物等を実験室から持ち出すときは、遺伝子組換え生物等の逃亡や、拡散が起こらない構造の容器に入れること。
  • 組換え動物等を、移入した組換え核酸の種類又は保有している遺伝子組換え生物等の種類ごとに識別することができる措置を講ずること。

手術室、X線室、ガンマ線照射室などの利用予約(申し込み制)のための手続き

 X線室、ガンマ線照射室の利用前には、RI・X線登録申請および業務従事申請手続きを事前に済ませておいてください。 詳細については、安全衛生掛(内線4416)へ問い合わせてください。
 手術室(中動物領域内)、X線室(中動物領域内)、ガンマ線照射室(2階SPFマウス領域内)を利用するには、予約が必要です。

予約方法に関する詳細は各担当者(中動物部門またはガンマ線)へお問い合わせ下さい。
 
ガンマ線照射装置の利用については、こちらをご覧下さい。


動物実験施設内に高圧ガスボンベを持ち込み設置する場合の手続き

 動物実験施設内に高圧ガスボンベを持ち込み設置される方は、下記の要領で手続きをお願いします。


1) 動物実験施設内に設置する高圧ガスボンベをKUCRSに登録する際の専用ログインIDについて
  1. 動物実験施設に高圧ガスボンベを持ち込み、設置する場合、動物実験施設が発行する専用ログインIDにてKUCRS上に登録して下さい。通常研究室内で試薬や高圧ガスボンベをKUCRSに登録する際に使用しているログインIDは使用しないで下さい。

  2. この専用ログインIDは、動物実験施設内に設置する高圧ガスボンベをKUCRSへ登録する場合にのみ使用します。その他の試薬や、研究室内に設置する高圧ガスボンベの登録には使用しないで下さい。

  3. 初めて高圧ガスボンベの持ち込みをされる方は、所属分野等名、氏名、連絡先電話番号、メールアドレスを担当者(高圧ガスボンベの持ち込み設置)へメールにて連絡し、専用ログインIDとパスワードの発行を受けて下さい。
2) 高圧ガスボンベの新規搬入、交換、撤去について
  1. 高圧ガスボンベ搬入出依頼書」を事前に各領域管理主任に提出し、許可を得てから行って下さい。

  2. 高圧ガスボンベを搬入、搬出した際は、その都度専用ログインIDにてKUCRSへ登録、抹消を行って下さい。

  3. 新規搬入時および交換時は、新しい高圧ガスボンベ容器の記号及び番号を各領域管理主任へ連絡して下さい。

ケタミンの取り扱いについて

 平成19年1月1日より、動物実験に麻酔薬として広く用いられてきたケタミンが麻薬に指定されました。 つきましては、当施設において、ケタミンを使用される方々は、下記の要領で取り扱って頂くようお願いいたします。
  • 「麻薬研究者免許」を取得し、「麻薬及び向精神薬取締法」に基づく厳重な保管・取り扱い(麻薬保管庫設置・麻薬帳簿記録・年間使用報告など)を行うこと。
  • 施設内保管の不可:麻薬類は、向精神薬、毒物・劇物などと同じく、施設内ではなく、各研究室にて保管・管理すること。
  • 施設内放置の禁止:使用の都度搬入・搬出し、施設内に放置しないこと。
麻薬研究者免許の手続きについて
  • 京都府薬務室HPを参照して手続きをしてください。
  • 連絡先: TEL:075-414-4786、FAX:075-414-4792、E-mail:yakumu@pref.kyoto.lg.jp