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Q&A
 京都大学大学院医学研究科
 附属動物実験施設
京都大学 動物実験施設外観
    Institute of Laboratory Animals
    Graduate School of Medicine, Kyoto University

実験動物を搬入、搬出、移動するには?


実験動物を国内の他施設・他機関から搬入する場合

 動物実験施設が指定する国内の実験動物生産業者以外から実験動物を搬入する場合、搬出元施設等が発行した「微生物検査書」「実験動物搬入依頼書」、 およびマウス・ラットの場合はそれに加えて「実験動物授受のための動物健康及び飼育形態調査レポート(Rodent Transfer Report)」を受付に提出して下さい。
 なお、マウス・ラットは、SPF領域へは原則直接搬入する事ができません。 動物実験施設のSPF領域への動物搬入基準をみたし、施設が認めた一部の業者等からのみ搬入または検疫検査後に搬入できます。 当施設でマウスのSPF化を行う場合は、「SPF化依頼書」も併せて提出して下さい。
 提出書類を元に、搬入が可能かどうかの判断をします。搬入が許可された後、利用者が搬出元施設等へ動物の発送依頼を行って下さい。 搬入日が決まりましたら、速やかにご連絡をお願いします。
 遺伝子組換え動物の場合は、こちらの手続きを事前に終了しておいて下さい。 また、動物受入前に、「情報提供書」を相手方機関から受け取り、事前に組換えDNA実験安全委員会の承認を得ておく必要があります。詳細等については、組換えDNA実験安全委員会の医学部担当事務に問い合わせて下さい。
 


実験動物を外国から輸入・購入する場合

 マウス、ラットを海外の研究機関・業者等から搬入・購入される場合、SPF領域およびP2感染領域へは直接搬入できません。 輸入元施設等が発行した「微生物検査書」と「実験動物搬入依頼書」、および当施設でマウスのSPF化を行う場合は、 「SPF化依頼書」を受付に提出してください。 提出書類の内容を確認後、搬入の可否を判断します。
 搬入が許可されると、利用者が輸入元施設等へ輸入動物の発送依頼を行い、必要に応じて国際間の動物輸送請負業者等に輸送依頼をして下さい。 搬入日が決定しましたら、速やかにご連絡をお願いします。 なお、「輸入届出制度」による書類も別途必要になりますので、予めご準備下さい。
 遺伝子組換え動物の場合は、こちらの手続きを事前に終了しておいて下さい。また、動物受入前に、組換えDNA実験安全委員会の承認を得ておく必要があります。詳細等については、組換えDNA実験安全委員会の医学部担当事務に問い合わせて下さい。

 その他の動物種の輸入については、お問い合わせ下さい。


実験動物を国内の他施設・他機関へ搬出する場合

 マウス、ラットを国内の研究機関・業者等へ搬出される場合は、事前に搬出先施設等の許可を得ておいてください。
 その際に、微生物検査書等が必要な場合は、「微生物検査結果発行依頼書」を受付に提出してください。
 また、遺伝子組換え動物を搬出する際は、「カルタヘナ法」に基づき、必要な手続きしてください。 これらの詳細等については、組換えDNA実験安全委員会の医学部担当事務に問い合わせて下さい。
 次に輸送業者を手配してください。 輸送日が決まったら、飼育領域の管理主任へ連絡を入れ、搬出日の前日までに輸送箱等(SPF領域については、滅菌済みのものに限る)を渡してください。 輸送箱等は、当日までに飼育室へ入れておきますので、利用者の方で動物を輸送箱へ入れ、輸送業者へ渡してください。 遺伝子組換え動物の場合は、最も外側の容器の見やすい箇所に、「取扱注意」のラベルを表示して下さい。

 その他の動物種の搬出については、お問い合わせ下さい。


実験動物を外国へ輸出する場合

 マウス、ラットを海外の研究機関・業者等へ輸出される場合は、事前に「実験動物輸出届出書」を受付に提出してください。
 微生物検査書等が必要な場合は、「微生物検査結果発行依頼書」を受付に提出してください。
なお、事前に「安全保障輸出管理」に関する「事前確認シート様式2」により取引可であることの確認が必要です。詳細等については、安全保障輸出管理の医学部担当事務の方へお問い合わせ下さい。
 また、遺伝子組換え動物を搬出する際は、「カルタヘナ法」に基づき、必要な手続きしてください。 詳細等については、組換えDNA実験安全委員会の医学部担当事務に問い合わせて下さい。
 受入施設の許可がおりた後、国際間の動物輸送請負業者等に輸送依頼をして下さい。 輸送日が決まったら、飼育領域の管理主任へ連絡を入れてください。 輸出の手続きの際に、動物検疫所や輸出先の相手国政府が求める書類が必要となる場合がありますので、業者等と連携の上ご準備ください。  輸送箱等(SPF領域については、滅菌済みのものに限る)は、搬出日の前日までに各領域担当者へ渡してください。当日までに飼育室へ入れておきますので、利用者の方で動物を輸送箱へ入れ、輸送業者へ渡してください。 遺伝子組換え動物の場合、輸送箱に法律で示された表示をして下さい。

 その他の動物種の輸出については、お問い合わせ下さい。


附属動物実験施設のSPF飼育領域からSPF領域以外へ実験動物を移動する場合

飼育領域間実験動物移動依頼書に必要事項を記入して提出して下さい。
A棟から本館への動物輸送は、利用者にて運搬をお願いします。
なお、SPFマウス領域間で移動するには、SPF化が必要です。
詳細については、利用マニュアルをご覧ください。


附属動物実験施設の同じ飼育領域内の飼育室間で実験動物を移動する場合

飼育領域内飼育室間動物移動申請書に必要事項を記入して、事前に提出し、許可が得られた後移動して下さい。
なお、同じSPFマウス領域内の飼育室間で移動する際には、SPF化が必要となる場合もあります。
詳細については、利用マニュアルをご確認の上、各領域担当者までお問い合わせ下さい。