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ラット系統(FOB:オープンフィールド観察)
オープンフィールド観察
(動物を静かにフィールドの中央に置き、3分間にわたって以下の10項目を観察する。3分間の観察中に動物が動かない場合は、観察終了後にオープンフィールド内で軽く突いて運動の消失を確認し、記録する。)
1) 立ち上がり回数:3分間に動物が前肢を床から完全に離した回数と、壁に前肢をかけて立ち上がった回数をカウンターで数える(計数)。
2) 間代性不随意運動:該当する項目を次のリストから選ぶ(スコア)。
1:なし/正常
2:口・顎の反復運動
3:四肢、耳介または頭部の攣縮
4:全身性の振戦
5:間代性痙攣
6:震え
3) 強直性不随意運動:該当する項目を次のリストから選ぶ(スコア)。
1:なし/正常
2:伸展性収縮(四肢の一部または全部が伸展して硬直する)
3:突発的な跳躍(四肢すべてが床から離れる)
4:強直性伸展痙攣
5:呼吸困難、発作または死亡を伴う強直性痙攣
4) 歩行:動物の歩行に最もよく当てはまる項目を次のリストから選ぶ(分類)。
N(正常):頭部は水平、腹部は床からわずかに浮き、歩行中に体がわずかに上下する
D(引きずり):体を引きずり、腹部が床に触れ、体がふらつく
H(後肢異常):後肢を広げる、または引きずり、体重を支えられない
HU(猫背):背中が丸い、またはうずくまっている
T(つま先歩行):つま先で歩く
A(運動失調):協調運動の障害。過度に揺れ、歩行時によろめいてふらつく
5) 運動量:歩行の様子は考慮せず、動物の運動量に最もよく当てはまる項目を次のリストから選ぶ。時間経過に伴う運動量の減少も考慮する(スコア)。
1:著しく減少
2:やや減少
3:正常
4:やや増加
5:著しく増加
6) 覚醒度:動物の活動性に最もよく当てはまる項目を次のリストから選ぶ。時間経過に伴う活動性の低下も考慮する(スコア)。
1:著しく低下(麻痺、昏睡)
2:中等度に低下(軽度の鈍麻、頭部のみ動かす)
3:やや低下(時に動かないが、探索行動は行う)
4:正常(警戒を保ちつつ探索行動を行う)
5:やや亢進(軽度の興奮または緊張。急に前方へ動いては静止する)
6:著しく亢進(強い警戒。走る、または急に体を動かす)
7) 常同行動:旋回、常同的な毛づくろい、鳴き声、頭を振る動作、その他の反復的・常同的な行動の有無を確認する(所見)。
該当する行動が観察されない場合は、所見欄にマイナス記号(-)を記入する。
8) 異常行動:常同行動を除く異常行動(身をよじる、後ずさりする、動作が苦しそう、甲高く鳴くなど)の有無を確認する(所見)。
該当する行動が観察されない場合は、所見欄にマイナス記号(-)を記入する。
9) 排便数:3分間の観察中にオープンフィールド内に排泄された糞の数を数える。観察後、敷き紙が汚れていれば交換する(計数)。
10) 排尿数:3分間の観察中にオープンフィールド内に残された尿の染みの数を数える。排尿しながら移動してできた染みは1つと数える。観察後、敷き紙が汚れていれば交換する(計数)。